私って何？？

　今年もやって参りました。音楽コンクール。私はこの行事での、いい思い出等1つもない。

　中1の、1ー3のとき。私のアトピ−も当時は最強で、どうやっても治んないんじゃないか？と思っていたあのころ、私はクラスでも浮いていて、クラスに1人は必ずいる、いわゆる本が友達の少女だった。でも、歌を歌うのが好きだったため、音コンには今までにない程力を入れて、頑張って歌った。結果は・・・問題外。元々声が大きかった事もあって、私の声だけが浮いてしまったのだ。かなりのショックだった。入賞云々じゃなくて、練習では出ていた皆の声が、本番ではさっぱりだったからだ。

　中2。2−3のころ。友達もでき、毎日が楽しかったあの日。音コンで、クラスのリーダ−格の、ちょっと不良っぽい女子が、「私達も頑張るから、（あるかりの名字の漢字の前半）さんもいっぱい声出していいよ。」と言ってくれたので、私は歌った。力の限り。結果は・・・またしても問題外。そしてその女子は、あんまり声も出していなかったように思う。

　しかも、中1も、中2も、必ず歌い終わった後に、からかわれた。コソコソ言われた。名前も知らない男子から。中2の時は、私を見て笑う人すらいた。正直、泣きたかった。のどまで痛めてるのに、誰も誉めてくれない。もう音コンなんて嫌！！！と思っていた。
　しかし、今年になって、中1、2の時、私がどれだけクラスの人を信用してなかったか分かり、なぜ1人でこんなに頑張っていたのかがわかった。それほど今のクラスの居心地がいいからだと思う。

　しかし、歌の練習中に、合唱部であるモリから、「お前は1人頑張りすぎだ。浮いてる。アルト（私はアルトパート）のバランスが悪い。」と言われた。『まただ・・・・』と思った。自由曲の時に、モリは伴奏だからよく分かるのだ。だが、いつもの6割くらいで歌うと、今度は先生が、「今日のアルトは小さいなあ。」と言う。どうしたらいいのか、ちっっっっっっっとも分からない。モリを悪く言う気はない。ないが、アルトの他のメンバーにはこれだけは言わせてもらいたい。もっと声出せよ！！『口を大きく』なんて、基本中の基本だろ！！私が歌を間違えたり裏返ったりした時、それを笑うくらいの余裕があるなら、その力も歌に注いでよ！！このクラスの皆で歌を歌うなんてもう最後かもしれないんだよ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
　・・・・ちょっとスッキリ・・かな？