ホームズ役のロバート・ダウニー・Jrの身体能力にはただただ感服するのですが、ワトソン役のジュード・ロウのハンサムさといったらもう!!必見。

蛮幽記

2009年11月18日 演劇
 梅田ドラマシティに観に行ってきました。堺雅人と早乙女太一の動きのキレが半端ない。素敵すぎる。そして稲森いずみの脆い美しさ・・・ラストシーンで鳥肌立ちました。
 森山未來とともさかりえ。なぜ、男は女を殺さないとならなかったのか?単純です。自分の存在を最後まで否定してはいけない存在に、全否定されてしまったから。ねじくれきった自意識であったとしても、存在を否定されるのは許せなかったから。でも多分、こんな感じで感情がもつれて殺人に至ってしまう人って、少なくはない気がします。
内野聖陽と伊藤歩の2人芝居でした。15年ぶりに再会した男女。以下ネタバレ含みます。


 無機質で人形のような言動・振る舞いの彼女ウーナ。
 呼ばれて来たものの焦って慌てて会議室から逃げ出したがる彼ピーター。
 彼女は過去の自分たちの愛を見極めるために彼の会社に押し掛け、彼は自分の名前や過去を掘り返したくなくて流そう流そうとする。
 この15年間の苦しみ、居場所を変えなかったことで好奇の目で見られ続けたことよりも本当のことを知らされなかった苦しみを、彼を責める口調で彼女は語り出す。
 レイ、どうして12歳の自分に手を出したのか、と。
 キャリアを積み年を重ねながらも、どこか後ろめたさを感じさせる口調で彼は説明する。
 自分は世間に言われているような異常ではない、6年服役してすっかり違う自分になった、5歳上の恋人もいる、と。
 私たちのことを知っているのか、とウーナ。
 もちろん、付き合って半年で言った、とレイ。
 あなたが本気で私を愛していたってことも?
 ・・・。
 15年前の最後のすれ違いを語り合う場面で、お互いの感情がぶつかり合う。
 ウーナはどんどん情緒不安定に、レイはどんどん冷静に。
 お互いの感情が拮抗して頂点まで達し、本能の赴くまま身体を重ねようと・・・した。
 しかしレイはできなかった。
 道徳心?罪悪感?危険本能?帰巣本能?
 家で自分を待つ存在、が、いたから?

 ピーター、ここにいたのね!
 2人芝居に3人目、恋人の連れ子登場。
 ママは知ってるの?
 空気を敏感に察知したのかレイを責めるような口調の幼い娘。退出。
 激高し縋り付いてくるウーナと、振り払うように出て行くレイ。
 終幕。


 最後のどんでん返しがー。なんとでもとれる最後の5分間。緊迫感が半端じゃない。
 上記のあらすじは、あるかり色に着色されているので、客観性には乏しいです。話を1つの視点から見たらこうなった、というふうに受け止めてもらえると嬉しいです。結末は・・・御自分の目でどうぞ☆
 大阪公演の最終日、観てきました!これは初めてですがホールの2階席の一番後ろの席。従妹と楽しみました。カーテンコールは・・・4回?それでもまだお客さんは粘り、最後はクドカンが1人で出てきて挨拶してました。

以下、勝手なイメージと感想。

◎阿部サダヲ・・・変態。しかし伝説のロッカーとはみないちように変態なのです。きっと。モデルはどう見ても忌野清志郎さんだよ。てか途中で替わってた人は誰???パルコムザビースト!
◎森山未來・・・Dr中松のジャンピングシューズ履いてるんちゃうか?ってくらい跳躍がすばらしい。そのしなやかさ、キレの良さはサバンナのジャガー(「一跳びで獲物を殺す獣」という意味らしい!)のようです。顔にとんでもないモノが立て続けに載っちゃう出来た息子。
◎松田龍平・・・彼もある意味ジャガー。ミックの方やけど。サイボーグの冷たさと熱い恋情をちゃんと感じました。大人計画の混沌の中で、ぶれずにクールでいられるのはすごいと思います。ジェノサーイド!!!
◎三宅弘城・・・あんな沖縄ガール、いるよね〜☆必殺技はサトウキビヌンチャク(↑↑ABABXY)。この人のドラムはほんまかっこいいと思います。
◎皆川猿時・・・心に響いた言葉が心に響きました(笑)今回の出演者の中で一番ハンバーグが似合う人。アメイジィィィング、ドンキー♪
◎近藤公園・・・地味であることに悩んでいる人。そういう普通な人もいるからちゃんと世界は回ってる、のかな?
◎片桐はいり・・・後半変身してから何言ってるか分からんかった(爆)今回劇のキャラの中で一番可哀想な役(爆)でもR2C2を戦場に送り出す時の言葉は好きでした。
◎平岩紙・・・揉まれて、踊って、歌・・・わなくて、揉まれて、揉まれて、チュウして、揉まれて。。声も顔も胸も偽物で、でもこの作品の母性を担っています。中の人はキョンキョン。実は平岩さんは、マンハッタンラブストーリーから好きですよ。
◎宮藤官九郎・・・天才。味やん。足長おじさん。(どないやねん。)今後もがんばってください。
ベガーズ・オペラin Osaka!!
 見に行ってきました☆12000円はかなりあいたたやけど、2階席の一番前でした(^_^)

 内容は、18世紀のロンドンの下層階級の人々でオペラをしようよ!というオペラ。皆さんそれぞれ二重に演じているわけです。

 内野聖陽さんはエロかっこよく、ヒロインの島田歌穂さんと笹本玲奈さんは可愛らしく、男性陣は粗暴な感じ、女性陣はセクシーな感じで、、、つまり全体的には猥雑な感じでした(爆)

 まぁ私が好きなのは実は橋本さとしさんですが。。。(照)

 びっくりしたのが、うちが見に行った前の週にうちの伯母と妹が見に行き、うちが行った2日後に祖母が見に行ったということ。どんだけ一部で流行ってんの(笑)

猿の惑星は地球

2006年10月27日 演劇
 クロムモリブデンという劇団の芝居を見に行ってきました。未だに劇と芝居の違いが分からんとです。。。

 クロムモリブデンは、すごくパワーのある役者さんが揃っていて、女優さんたちはみんな魅力的で、間で笑えて、スパイスもきいてて、楽しい時間を過ごせました。すごい展開やった。

2006年9月22日 演劇
 売込隊ビームの『山』という演劇を見に行ってきました。バタバタサスコメラブストーリーみたいな?なんか主役カップルの会話とかすごい好きやった。ほんまに好き合ってるけど男は素っ気なく、女は物足りなく…。そんな細かい感情の描写ならもっと「間」で表現できるかもな…と素人目に生意気にも思ってしまいました(まぁ初日でしたしね)。なかなか面白かったです。

観劇

2006年5月13日 演劇
 今日は、午後はホテルバイトに行って、その後大阪でやってたカムカムミニキーナという劇団の「フロシキ」を観に行ってきました。
 主演女優の藤田記子さん、その弟役兼ツッコミの山崎樹範さん、南国から来た侍役の矢沢誠さん、アグレッシブな大佐?など役の八嶋智人さんと随所随所の偉い人役の松村武さんたちが最高に面白くて、アドリブもどんどん展開されていってたみたい(舞台上の人の表情から察するに)で、笑いまくってました。
 演劇は、幼少のころに夢うつつで観たタカラ○カを除くなら、多分初めて観たのですよ。全部で3時間ほど座っていたけど、こんな時間の楽しみ方もあるのね〜と発見させられました☆