事態は思わぬ方向へ

2003年7月31日
 結局、日付変わっても帰ってこなくて、しょうがないから夜明けを待ってというか朝になってから、鍵のかかった姉の部屋にこっそり突入しました。簡単に鍵外せるから。そしたらなんと、付き合ってから1ヶ月くらいしか経たないと思われる姉の彼氏が部屋にいて、しかも姉と一緒にぐーすか寝てました。(一応、服は着てました)

※うちの家は女ばっかりやから、男の人は家に泊めないのが暗黙のルールですねん。なんかあったら危ないから。まあ姉しか破らないけど。

 私はあまりの展開に絶句して、とりあえず母に報告して、注意してもらうよう言って、さっさと学校行きました。顔も見たくなかったし。
 あ、ちなみに、家の鍵は元のところに戻ってました。


 学校から帰ったら、まだ姉たちは家にいたから、とりあえず第3ラウンド。

あ「なあ?鍵勝手に持って行かんとってくれへん?」
姉「ああ、……そこに落ちてたで」(もちろん落ちてるわけがない。かなり苦しい嘘だ)
あ「あのさあ、昨日自転車乗ってどこいってたん?あたしアンタが出ていってから自転車置き場見にいってんで?」
姉「乗ってないし」
あ「じゃあもう1つの自転車の鍵は?」
姉「?それはホンマに知らんで?」(『ホンマに』?じゃあ家の鍵の方はやっぱ知ってるんじゃん)
あ「嘘つくなって。もうあたし、アンタのこと完全に信用してないから。」
姉「…じゃあそう思っとけば(逆ギレ)」

(姉、無言で部屋に戻る)

 私も買ってきたお昼ご飯が冷めるので、食べ始める。と、姉が部屋から出てきてトイレへ。じゃあ第4ラウンドいっとく?

あ「結局、謝罪も何もなしですか。」
姉「…………………」(無視することに決めたらしい。都合が悪くなるとすぐこれだ)
あ「マジでさあ、家の鍵持って行くとかホンマやめて?知らんと思うけど、めっちゃ困るから。」
姉「家の鍵?」
あ「……………」
姉「え!?付いてたん?」(わー白々しー)
あ「鍵取っていくとか…もうちょっとした嫌がらせの域だよ?(怒)」
姉「知らんかってんもん!いやいやいや、あたしやって鍵なくしたことあるし。」(なくしたのと取られるのは根本的に違うと思うのデスガ?)

 最後の最後まで謝らない女なのでした。しかも誤魔化しきれてもいないし。
 ちなみにお母さんも、注意したけど上手くかわされたらしい。
 大体、泊まる男も泊まる男だよねえ?姉も、そんな好き勝手したいんなら、どうぞ家を出て下さい。一人暮らしでもなんでもして下さい。

 そして、私の中で、一度紹介された例の彼氏の株は順調に値下がりを続け、大暴落しました。今では整理ポストに入ってます。

 どうして昨日と比べてこんなに語り口が淡々としているかというと、それほど怒り&ショックが大きいからなのでした。ますます男嫌いに拍車がかかりました。あーあ。

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