実尾島

2005年6月5日 映画
 シルミド。劇場で公開されたと聞いた時も、見に行きたいなと思ってて、確か受験中やったんかな。戦闘とか国家機密とか上層部への絶対服従とか、生臭い感じなのに、出てくる人たちが皆いい人なんだよねこれが。いや、普通の人と言うべきか。
 理性と本能、生と死の狭間で、暗殺部隊としての道しか選べなかった31人。それぞれ暗殺が成功したら……と夢を描いてはいる(てかそうでもないと辛くてやってられない)ものの、段々と暗殺自体が生きることの目的・意味にならざるをえない状況になっていき…ってところが怖かったです。
 私が一番泣きそうになったのは、684部隊を殲滅させることという任務が下り、最後に訓練の責任者のおじさん(優しい人)がとった行動。読めてたけどさ………(;へ’)
 いい映画でした。面白かった。

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