お久しぶりです。
やっと試験(追試とも言いますが…苦笑)が終わり、実家経由の手紙に目を通した次第です。
返信が遅くなってしまい申し訳ありません。
今は京都で暮らしていて、○○大学の医学部保健学科、作業療法学専攻でなんとか頑張っております。
秋からは付属病院で評価実習、来年の春からは3ヶ月×2回の臨床実習があり、
もう将来の就職のことなども見えて来た感じはしますが、
まだまだ鵬門(というか校門)を出てすぐの頃と比べて、何も変わってはいない感じもします(笑)
知らぬは本人ばかりなり…ならいいのですが。
さてさて、自分の高3の時というお題でしたが、一応高3向けに書かせてもらいますね。
オグ先生もご存知の通り、私は成績の良い生徒ではありませんでした。3年間馬に明け暮れ、勉強は自分の優先順位としてはかなり下位でした。(自分の興味の持てない勉強については今もそうです)
夏休みは、まだ身の程知らずの医学部医学科を目指していたので、自分の現実を見たくないがための遊びのウェイトが大きかったと思います。中高ずっと運動部だったこともあり、『初めて力一杯遊べる夏休みだー』と浮かれていたのを覚えています。
ちなみにその頃予備校では、客とり合戦夏の陣まっただ中で、家によくダイレクトメールが来ていました。K戸高校という一種のブランドのお陰か、随分と安い授業料(タダのところもあったと思います)で受けたい授業を選んで通うということができたので、2つくらいの予備校の夏期講習に通い、学校の夏期講習にへろへろになりながら通い、メインで行っていた塾にも通い、自分の苦手な数学と化学(先生ほんますいません…>_<)をやっていました。
こう書くとすごく勉強していたみたいですが、実は私、高3の夏の代名詞?「1日10時間勉強」を達成させたことがないのです…。かといって効率良くやっていたわけでもないので、どうして今自分がここにいるのか本当に不思議です。
ところで、K戸高校のしかもR数科(総合R学コース)に入るくらいの学力を中学の頃お持ちだった皆さんの中には、確実に“聞き下手”がいると思います。高校に入って私みたいに芳しくない成績になっていって落ち込んだときに、再びテンション・成績ともに上がっていく時に何が一番邪魔をするか?それは「こんなはずじゃなかった。今さら聞けない。分からないなんて言いたくない」というプライドだと思います。
将来自分がなりたいもの・進みたい道のことを考えれば、早くそんなプライド捨てて、理想と現実のぶれを修正していった方がいい、と大学入ってから考えて改めて思うのですが、高3の時にそんな将来に対してはっきりとしたビジョンを持った人なんてそういません。皆さんは、そこでまた新しい壁にぶち当たると思います。つまり、自分は来年から何がしたいのか。
そこで、私が今している勉強、作業療法との出会いを少しお話しします。
私が作業療法と出会ったのは、まさに今お話ししてきた高3の夏休みでした。民医連の「一日医師体験」というイベントに参加し、医師きどりで実際の病院に見学に行きました。いろいろな科を回り、その中の1つにリハビリテーション科があったのです。
その、運動機器や平行棒みたいなの(歩行の練習用)があるスペース(理学療法室)と、作業机やパソコンや変わった形のスプーンなどがあるスペース(作業療法室)の中で、私は1人のおばあさんに目が惹き付けられました。
おばあさんは、色とりどりの小さな木の棒を板の穴にはめ込んで作ってある幾何学模様の見本を見ながら、同じものを自分の板の上に再現しようとしていました。しかし、目で見て手で触っているにもかかわらず、出来ていなかったのです。しかも、出来ていないことは分かっているみたいで、私の目から見ても明らかに混乱していたのです。
目の前の不可思議な現象に、私は『どうしてーーー!?』と思い、一気に私の頭の中に
『作業療法』
の四文字がインプットされたのです。一日医師体験でいちばん印象に残ったのが作業療法。
そこからは早かったです。ネットで作業療法士のことを調べ、○○大学に新しく保健学科作業療法学専攻ができる、という記事を見つけ、国公立の本命はそこに狙いを定めたのでした。新設ということ、英数国化生という変わった二次試験だったこと、センターは9教科必要だったことなどなどが全ていい方に転び、無事現役で合格することができました。高3の冬などには、悪友に「えっお前○大を保険で受けるん!?」なんて勘違いをされた時もありましたが、今では全ていい思い出です。ちなみに作業療法は、医師よりも看護士よりも人間の生活に近い仕事ができます。(興味を持たれた方はまた調べてみて下さい。)
うだうだ色々書いてきましたが、私が一番皆さんに伝えたいことは、
「夏休みだからこそ、いろいろな体験をしたり情報収集したり、自分の興味のアンテナを常に張っておくべき!」
ですかね。もちろん勉強も大事ですけど、それは秋でも冬でもできるので。
さて、後は余談ですが、うちの大学は、噂通り変な人…というか、『ああ、勉強ばっかりしてきたんだね』という感じの人が多い印象があります。幼いというか…。その点、私の本拠地・医学部保健学科は、入った時点で将来の職業がある程度決まっているので、しっかりとした考えを持っている人が多いです。○大の中ではチャラチャラしてるとか言われてますが、保健学科がは世間一般で言う普通の子が一番多いと思います。先生方も、教育に携わりながらも臨床でバリバリやっている人ばかりなので、感受性が豊かで、人間味あふれる人たちばっかりです。教授なのによく飲みに行ったりします。生徒の意見を尊重してくれて、他の学部の「自由」という名の放ったらかしとは違う自由(いわば自治ですかね)があり、のびのびとした大学生活を送っています。
こんな感じですね。適当に抜粋・加筆などして使って下さい。もし何かしらの反応が59回生から出たなら、私は何でも受け付けますので、その時はまた教えて下さい。
やっと試験(追試とも言いますが…苦笑)が終わり、実家経由の手紙に目を通した次第です。
返信が遅くなってしまい申し訳ありません。
今は京都で暮らしていて、○○大学の医学部保健学科、作業療法学専攻でなんとか頑張っております。
秋からは付属病院で評価実習、来年の春からは3ヶ月×2回の臨床実習があり、
もう将来の就職のことなども見えて来た感じはしますが、
まだまだ鵬門(というか校門)を出てすぐの頃と比べて、何も変わってはいない感じもします(笑)
知らぬは本人ばかりなり…ならいいのですが。
さてさて、自分の高3の時というお題でしたが、一応高3向けに書かせてもらいますね。
オグ先生もご存知の通り、私は成績の良い生徒ではありませんでした。3年間馬に明け暮れ、勉強は自分の優先順位としてはかなり下位でした。(自分の興味の持てない勉強については今もそうです)
夏休みは、まだ身の程知らずの医学部医学科を目指していたので、自分の現実を見たくないがための遊びのウェイトが大きかったと思います。中高ずっと運動部だったこともあり、『初めて力一杯遊べる夏休みだー』と浮かれていたのを覚えています。
ちなみにその頃予備校では、客とり合戦夏の陣まっただ中で、家によくダイレクトメールが来ていました。K戸高校という一種のブランドのお陰か、随分と安い授業料(タダのところもあったと思います)で受けたい授業を選んで通うということができたので、2つくらいの予備校の夏期講習に通い、学校の夏期講習にへろへろになりながら通い、メインで行っていた塾にも通い、自分の苦手な数学と化学(先生ほんますいません…>_<)をやっていました。
こう書くとすごく勉強していたみたいですが、実は私、高3の夏の代名詞?「1日10時間勉強」を達成させたことがないのです…。かといって効率良くやっていたわけでもないので、どうして今自分がここにいるのか本当に不思議です。
ところで、K戸高校のしかもR数科(総合R学コース)に入るくらいの学力を中学の頃お持ちだった皆さんの中には、確実に“聞き下手”がいると思います。高校に入って私みたいに芳しくない成績になっていって落ち込んだときに、再びテンション・成績ともに上がっていく時に何が一番邪魔をするか?それは「こんなはずじゃなかった。今さら聞けない。分からないなんて言いたくない」というプライドだと思います。
将来自分がなりたいもの・進みたい道のことを考えれば、早くそんなプライド捨てて、理想と現実のぶれを修正していった方がいい、と大学入ってから考えて改めて思うのですが、高3の時にそんな将来に対してはっきりとしたビジョンを持った人なんてそういません。皆さんは、そこでまた新しい壁にぶち当たると思います。つまり、自分は来年から何がしたいのか。
そこで、私が今している勉強、作業療法との出会いを少しお話しします。
私が作業療法と出会ったのは、まさに今お話ししてきた高3の夏休みでした。民医連の「一日医師体験」というイベントに参加し、医師きどりで実際の病院に見学に行きました。いろいろな科を回り、その中の1つにリハビリテーション科があったのです。
その、運動機器や平行棒みたいなの(歩行の練習用)があるスペース(理学療法室)と、作業机やパソコンや変わった形のスプーンなどがあるスペース(作業療法室)の中で、私は1人のおばあさんに目が惹き付けられました。
おばあさんは、色とりどりの小さな木の棒を板の穴にはめ込んで作ってある幾何学模様の見本を見ながら、同じものを自分の板の上に再現しようとしていました。しかし、目で見て手で触っているにもかかわらず、出来ていなかったのです。しかも、出来ていないことは分かっているみたいで、私の目から見ても明らかに混乱していたのです。
目の前の不可思議な現象に、私は『どうしてーーー!?』と思い、一気に私の頭の中に
『作業療法』
の四文字がインプットされたのです。一日医師体験でいちばん印象に残ったのが作業療法。
そこからは早かったです。ネットで作業療法士のことを調べ、○○大学に新しく保健学科作業療法学専攻ができる、という記事を見つけ、国公立の本命はそこに狙いを定めたのでした。新設ということ、英数国化生という変わった二次試験だったこと、センターは9教科必要だったことなどなどが全ていい方に転び、無事現役で合格することができました。高3の冬などには、悪友に「えっお前○大を保険で受けるん!?」なんて勘違いをされた時もありましたが、今では全ていい思い出です。ちなみに作業療法は、医師よりも看護士よりも人間の生活に近い仕事ができます。(興味を持たれた方はまた調べてみて下さい。)
うだうだ色々書いてきましたが、私が一番皆さんに伝えたいことは、
「夏休みだからこそ、いろいろな体験をしたり情報収集したり、自分の興味のアンテナを常に張っておくべき!」
ですかね。もちろん勉強も大事ですけど、それは秋でも冬でもできるので。
さて、後は余談ですが、うちの大学は、噂通り変な人…というか、『ああ、勉強ばっかりしてきたんだね』という感じの人が多い印象があります。幼いというか…。その点、私の本拠地・医学部保健学科は、入った時点で将来の職業がある程度決まっているので、しっかりとした考えを持っている人が多いです。○大の中ではチャラチャラしてるとか言われてますが、保健学科がは世間一般で言う普通の子が一番多いと思います。先生方も、教育に携わりながらも臨床でバリバリやっている人ばかりなので、感受性が豊かで、人間味あふれる人たちばっかりです。教授なのによく飲みに行ったりします。生徒の意見を尊重してくれて、他の学部の「自由」という名の放ったらかしとは違う自由(いわば自治ですかね)があり、のびのびとした大学生活を送っています。
こんな感じですね。適当に抜粋・加筆などして使って下さい。もし何かしらの反応が59回生から出たなら、私は何でも受け付けますので、その時はまた教えて下さい。
コメント
22日が本番やねん(泣)
私はいつでも暇や♪