それはリュックのようなもの
2008年2月8日 考えたこと コメント (2) それを物心ついた頃から背負っていました。
それを背負って、少し上りの坂をちょっとずつ歩いてきました。
中学・高校と、重さの感覚が麻痺してきて、
それでそれはちょっと半透明になりました。
わざわざ見せるもんでもないと思ったので、
人には絶対に背中を見せませんでした。
むしろ軽いフットワークでちょこまかしていました。
背負ってるけど、皆のそれより重いことなんてないんだよ〜
という風に見せたかったのでしょうか。
大学に入ってもそれは続きました。
ある時、髪の長い小柄な眼鏡の女性が、
「どうしてあなたはそんなにちょこまかするんだろう」
と隣を歩きながら呟きました。
私はその人にちょっとだけ見せました。
その人は、もう少し軽くなる持ち方を一緒に考えてくれましたが、
時間が足りなくて別れてしまいました。
それから、軽くなる持ち方を、1人で考えたり本で調べたりしてみました。
でもなかなか軽くなりません。
意識したことでそれは半透明でなくなり、逆に重くさえなりました。
そこで、もう一度重さを忘れてみようと思い立ちました。
またちょこまかし続けることで、重さが忘れられるだろうと。
でも、重さを感じないような様子の私を前だけから見た彼らが、
次々と荷物を渡してきました。
重さがないみたいで良いよねと言いました。
ちょこまかするの良くないよとも言いました。
ちゃんと前を見て歩いていたのに、
気が付いたら首の後ろまで荷物が積んであって、
気が付いたら下を向きながら歩いていました。
おかしいな?
なんでこんなことになっちゃったんだろう?
意識しないようにしていた重さに、
彼らの悪意のない毒が少しずつ積み重なり、
なにより自分で自分の心を謀った苦しさのツケが回ってきました。
こうして私は歩けなくなり、立っていることすらできなくなりました。
私の背負っているものに気付いてもらうためには、
彼らに背中を見せれば良いのです。
しかし、背中を向けるということは、
相手の様子を私は見ることができませんから不安が強すぎます。
笑い飛ばされるかもしれない。
蹴られて元来た道を転がり落ちるかもしれない。
もう一度振り返った時にはもう既に逃げられた後かもしれない。
相手に背中を見せるって、それはその時点で対等でない気がします。
どうして隣に並んで歩いてもらえないのでしょう?
隣にいたらちょっと首を伸ばせば見えるものなのに。
それを背負って、少し上りの坂をちょっとずつ歩いてきました。
中学・高校と、重さの感覚が麻痺してきて、
それでそれはちょっと半透明になりました。
わざわざ見せるもんでもないと思ったので、
人には絶対に背中を見せませんでした。
むしろ軽いフットワークでちょこまかしていました。
背負ってるけど、皆のそれより重いことなんてないんだよ〜
という風に見せたかったのでしょうか。
大学に入ってもそれは続きました。
ある時、髪の長い小柄な眼鏡の女性が、
「どうしてあなたはそんなにちょこまかするんだろう」
と隣を歩きながら呟きました。
私はその人にちょっとだけ見せました。
その人は、もう少し軽くなる持ち方を一緒に考えてくれましたが、
時間が足りなくて別れてしまいました。
それから、軽くなる持ち方を、1人で考えたり本で調べたりしてみました。
でもなかなか軽くなりません。
意識したことでそれは半透明でなくなり、逆に重くさえなりました。
そこで、もう一度重さを忘れてみようと思い立ちました。
またちょこまかし続けることで、重さが忘れられるだろうと。
でも、重さを感じないような様子の私を前だけから見た彼らが、
次々と荷物を渡してきました。
重さがないみたいで良いよねと言いました。
ちょこまかするの良くないよとも言いました。
ちゃんと前を見て歩いていたのに、
気が付いたら首の後ろまで荷物が積んであって、
気が付いたら下を向きながら歩いていました。
おかしいな?
なんでこんなことになっちゃったんだろう?
意識しないようにしていた重さに、
彼らの悪意のない毒が少しずつ積み重なり、
なにより自分で自分の心を謀った苦しさのツケが回ってきました。
こうして私は歩けなくなり、立っていることすらできなくなりました。
私の背負っているものに気付いてもらうためには、
彼らに背中を見せれば良いのです。
しかし、背中を向けるということは、
相手の様子を私は見ることができませんから不安が強すぎます。
笑い飛ばされるかもしれない。
蹴られて元来た道を転がり落ちるかもしれない。
もう一度振り返った時にはもう既に逃げられた後かもしれない。
相手に背中を見せるって、それはその時点で対等でない気がします。
どうして隣に並んで歩いてもらえないのでしょう?
隣にいたらちょっと首を伸ばせば見えるものなのに。
コメント
頑張ってくださp(*^▽^*)q
評価実習は無事に終わったのですかね?
来年度は最終学年、クローバーさんも臨床実習頑張ってください☆